アマゾン輸出ビジネス勧誘説明会に参加してみました 在宅起業の可能性

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パソコン一つでできる輸出ビジネス。説明会に参加し集客方法や参加者の心を動かす訴求方法などを学ぶことができました。

輸出ビジネスの勧誘に反応

在宅ワークのビジネスのヒント探しのため、世の中のウォッチをしています。
通常はメルマガ・WEB広告・SNS広告とも、瞬間的に・・怪しいとのフィルターがかかりスルーをしています。

入口はスマホのバナー広告だったような気がしますが・・、なぜかその輸出ビジネスはキーワードが気になりクリック。
ランディングページに飛んで内容を見ると、なぜか自分が探し求めていたビジネスに近いのでは・・と感じ、気が付くと「ビジネス説明会に参加する」のボタンをポチッと押していました。

直感的に「自分にもできる」&「自分にあったビジネス」と捉えていたようです。
※今考えると、かなり訴求力のあるバナー広告だったのでしょう。バナーひとつでも、人の心を動かすことができるんだ・・と驚きの気持ちがあります。また、ランディングページも動画を多用し、見る人の疑問点を先回りして分かりやすく回答説明する手の込んだ仕掛けが用意してありました。

その後は、ネット上での主催会社や該当ビジネスの評判や、他の輸出ビジネスとの比較記事を調べて、提供会社の「粗さがし」を始めて・・いました。やっかみ含めて賛否両論ありでしたが、否定コメントがやはり気になり詳しく調べてみましたが、コメントは噂・想像の範疇のものばかりでした。

既に説明会への参加は申し込んでいたため、もう1段階進んで「いかがわしいビジネスではないか?」「だまされるのではないか?」を、この目で直にチェックしてみようとの気になっていました。

説明会参加前のメール案内が届き、事前学習やある程度の基礎知識的な状況提供もあり、信用度的には少し安心かなと思えてきました。
また、共同主催にオークファン(東証マザーズ上場の有名企業)が入っており、もう少し詳しい話を聞いてみようという気になりました。
※誘導の仕方も、絶妙なタイミングで事前資料(動画類)が送られ来て、信頼性の会社のお墨付きコメント等も添えられている。・・・これもかなり考えられて集客要素がたくさん入っている・・と後から勉強になりました。

アマゾン輸出を勧誘するビジネスは他にもいくつかあり、たまたまその中のひとつの説明会に参加してみたら意外としっかりとした仕組みだと感じましたが、他の案件も同様かどうかは保証できません。充分色んな角度からチェックを行い、高額なお金が必要な場合は最後まで疑ってかかる方がよいと思います。

輸出ビジネス説明会当日 感じたこと

説明会はZOOMですが、実名表示&顔出し必須、約4時間(途中休憩2回)のロング説明会です。前半は、輸出に関する仕組み全般、販売商品選定方法、仕入れと販売時の値付け方法、収支判定方法などの詳細説明がわかりやすく続きます。
販売先は米国アマゾンのみ、仕入れは日本アマゾンや楽天で決裁は全てクレジットカード使用です。ポイントは、輸出に関わる難しい手続き・輸送・保管一式を説明会社が代行(他競合よりかなり低額)可能、商品選定・値付け・収支判断をサポートするツールを低額で使用可能だという点です。また、収入は物品売買差益の他に、クレジット利用ポイント還元・消費税10%還付があり、上述の必要費用は十分回収可能だとの説明でした。仕入れ費用のクレジット決済時期と入金タイミング(何故か米国アマゾン倉庫に入った時点で入金決済されるとのこと)をうまく調整し、資金を回転させることにより少ない元金でのビジネスは可能との説明もありましたが、やはり百万円単位での元手は必要な気がしました。

一通り説明が終わったあとに、各種ツールの使用方法やビジネスを始めるための各種申請手続き、事前のビジネス演習を行うためには、約3ケ月くらいの研修が必要だが入塾しませんかとの勧誘あり。

説明会社側のビジネスモデルは、入塾時の研修費と塾生が本格ビジネスを始めた際の、塾生が発注する輸出手続き・輸送・倉庫保管などの代行手数料(従量)・各種ツール使用料(月額定額)が収益となり、塾生を手厚く育成し自分達も成長する・・かなり考えられた仕組みです。
塾生が増えると塾生間競合が発生するため、塾生セミナー募集は年に数回に絞り、米国アマゾン成長に合わせて塾生数コントロールを行っているとの説明もありました。

また、米国アマゾンからの各種優遇を受けるための関係構築、輸送保管の低コスト実現、各種ツール開発には、かなりの労力と期間を要したのではと推察されます。
これらを考えると、かなりの準備期間を経て現在に至っており、ビジネススキーム構築に要した投資回収のため、塾受講の百万円は妥当かなと・・との思いもあります。(私は輸出ビジネス提供会社の回し者ではありませんので、誤解のないように・・)

次の入塾説明会に残るかどうかは自由です・・とのことで私は残ることにしました。
最初の説明会時は30名ほどZOOMに顔が出ていたのですが、入塾費用(80万円~150万円の3コースあり)案内があり、詳細入塾説明をご希望の方のみ残ってくださいとのアナウンスの際にバタバタと大半が画面からいなくなったようです。
皆さん入塾費用の金額を知り「引いた」のかなと思っていましたが、・・・後で説明会前に受領した事前勉強資料を見直すと 入塾費用が記載されており、私が事前把握していなかっただけのようです。

その後、数グループに分かれてサブ講師から入塾説明がありますとのことで画面が切り替わりました。
塾講師側は2名、受講生は私と年配のおばさん2名でした、他のグループ含め何名が残ったのかどうかは不明です。

画面を通して、ビジネスを始めたい目的や即ビジネス準備が始められる状況・環境にあるのか、塾&ビジネスに関する質問があるか・・などのヒアリングが5分ほどありました。
終了まで30分ほど時間があったのですが、もう一人のおばさんが「パソコンを持っていないがどうしたらよいのか」「娘がeBAY輸出をやっているがどう違うのか」などを長々と聞いていて、私としては無駄な時間を過ごしたとの思いでした。

最終的には、入塾するかどうかは期限(1週間後)までにお伝えする旨でセミナーは終了しました。
2日間ほど悩みましたが、資金的には入塾費用とビジネス資金で300万円は必要と考えており、余裕のお金はなく今回断念する旨を主催者側に伝えました。
これに対して丁寧な返信が帰ってきたので、最初に抱いていた怪しい警戒心はかなり薄らぎました。

輸出ビジネス説明会に参加して まとめ

最後のまとめとして、ビジネスモデルとしてはお互いにWIN-WINの関係を築ける優良モデルとの感想です。
但し、軌道に乗るのに半年から1年を要すると思われるため、その間に300万円以上の資金を出し無収入で耐えられるかたは多くはないのではと思います。他のビジネスで資金を貯め、第2ステップに移行する際の選択肢の有力候補かなと思います。
また、詳細説明を受けて感じたのは、全て主催者側の仕組み・ツールを使用しないとビジネスが成り立たず、発生品・数量及び財務状況も全て主催者側に把握されている点です。自分の意志で起業し、自分のアイデアで会社を大きくして行きたいと考えているかたにとっては、制約の多いビジネスと感じると思います。老後のビジネスとして、毎月一定額を確保していきたい方には合っているかもしれません。
リスクとしては、アマゾンも5~10年後も成長しているかは保障できません。為替のリスクや主催会社の倒産リスクもウォッチしておく必要があると思います。

「ビジネスの選択肢をたくさん持つこと」を目的に、ある程度のフィルターをかけながら、これからもセミナーや説明会へは積極的に参加していくつもりです。

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