初心者がGoogleタグマネージャーを簡単に設置できた

ブログ運営
googleタグマネージャー

初心者のブロガーにとって最初のうちは全体像が見えず、少ない知識のみで自サイト初期設定を行ってしまうケースが多いと思います。後々、不都合が発生し最初からやり直しすべきかどうか迷うことになります。

このような場合は、ブログ運営を始めたばかりですので、ためらわず最初からやり直しを行う方が良いと思います。
但し手直しを行う際は、全体像の把握や今後の展開も考慮し、少し時間をかけて手直し部分の調査&勉強を充分行うことが大事です。

手直しは悪いことばかりではなく、失敗から知識を増やすチャンスだ・・と良い方に考えましょう。

私が失敗した「googleアナリティクスのタグ設定」についてお話ししたいと思います。
かなりずさんな設定と管理状況でした。ミエルカのヒートマップツールの導入を考え、サイトへタグを設置しようとした際に、今のタグ設定ではまずいのでは・・と初めて以下の状況に気づきました。

  • 3つのブログサイトを運営していますが、WEB上の記事を参考に見様見真似でgoogleアナリティクスの個別タグを各サイトに順次設定しました。
  • GA4とユニバーサルアナリティクスの違いもわからずに設定。Googleアナリティクス内の1アカウントの配下に6個のプロパティが設定されていました(3サイトにそれぞれGA4とユニバーサルアナリティクスの2種類)。ただし、GA4の意味を知らずに2サイト分のGA4側のプロパティはいつの間にか削除していました。
  • 測定タグ設定時に、測定機能がうまく働いているかどうかのチェックは行っていませんでした。後でわかりましたが、ブログ側で測定タグの埋め込み漏れがありました。

まず手直しの基本事項は次の3点です。

  1. googleアナリティクスの「GA4とユニバーサルアナリティクス」の違いを理解する
  2. 複数ブログ運営の場合は、googleアナリティクスの「アカウント、プロパティ」構成をよ~く考える必要あり
  3. 測定タグを設置する場合は、“googleタグマネージャー”を使用し、”debug_mode”設定をすべし

問題改善についてひとつずつ説明していきます。

Googleアナリティクスの「GA4とユニバーサルアナリティクス」の違いを理解する。

初心者が理解するには少し難しい内容です。なぜ2種類あるのか?、また両者の違い?・・はつぎのとおりです。

  • googleアナリティクスの名称・仕様が2020年10月に変更となりました。2020年9月以前はユニバーサルアナリティクス版のみの構成でしたが、変更後はGA4版主体の仕様となりました。ただし、従来のユニバーサルアナリティクス版も継続可能です。
  • この仕様変更の目的は、従来のWEBページとアプリを跨る利用状況も把握可能とすること、サイトへのアクセス回数や滞留時間の測定精度を向上することなどです。測定対象の考え方自体も見直し(セッション中心からイベント中心へ)となっています。
  • ユニバーサルアナリティクス版で収集した過去履歴データは、GA4版への引き継ぎはできません。またGA4版はアカウント、プロパティのみでビューはありません。またGA4版はgoogleサーチコンソールには対応していません。
  • プライバシー保護強化の観点から、サードパーティのCookieが段階的に廃止される方向進んでおり、GA4版はこのデータ規制に対応した仕様となっているようです。
  • GA4版はまだ詳細部分が不明な部分もあり、今後も仕様変更が続く可能性もあるため、YouTube動画やWEBを参考にする場合は最新日付のものを見た方が無難です。

複数ブログ運営の場合は、googleアナリティクスの「アカウント、プロパティ」構成をよ~く考える必要あり。

  • 当面の間は、GA4版とユニバーサルアナリティクス版の双方を利用できる環境とし、切り替えて利用する方がベターです。googleサーチコンソールを継続利用するためには、ユニバーサルアナリティクス版も使用可能な設定とする必要があります。
  • 複数サイトの場合は、一つのサイトにアカウントを割り当て、配下に2つのプロパティ(GA4版とユニバーサルアナリティクス版)の構成とした方がシンプルです。(私の場合はアカウント3個設定としました)
  • 測定結果は、アカウントとプロパティの組み合わせで切り替えを行い、サイト種別とGA4版とユニバーサルアナリティクス版のいずれかを指定して表示させてことができます。

測定タグを設置する場合は”googleタグマネージャー”を使用する。また”debug_mode”を設定すべし。

googleアナリティクスの設定し直しのため、まず既存の設定を削除するところから始めました。

教訓:タグ設定等時は、「いつ、どこに、何を」設定したかの記録を残しておくこと!!!

  • 「googleタグマネージャー」を使用する設定がベターです。今後、他のタグを設置する場合は、googleタグマネージャー側から複数サイトの追加・変更を簡単に行うことが可能です。
  • タグ設定時に、”debug_mode”設定を行っておくとリアルタイムでgoogleアナリティクスの起動状況を確認することができ、設定がうまくいっているのかどうかがわかります。
  • 私の場合は、3つのサイトにタグマネージャー設定を行い、GA4版とユニバーサルアナリティクス版双方の設定も行いました。動作確認も良好でした。
  • 下記のYouTube動画を見ながら意外と簡単に設定ができました。この動画の中で、“debug_mode”の設定方法も教えてくれます。

YouTubeチャンネル:ジュンイチの【デジマ研究所】
ジュンイチさんの動画は他にもGA4研究動画もあり勉強になります。

Googleアナリティクス4をタグマネージャを使って導入する方法【初めて設定する方向け】

★ GoogleタグマネージャのコードのWordpress側への貼り 注意事項

WordPressテーマがルクセリタスの場合は、GoogleタグマネージャのコードのWordPress側への貼り付け場所が異なりますのでご注意ください。
(Cocoonテーマ等は動画どおりでOKですが、ルクセリタステーマの場合はGoogleアナリティクス側でアクセス検知ができません。下記の設定でうまくいきます。)

☆ルクセリタスのLuxeritas→子テーマの編集→アクセス解析(head)の一番下にコピーしたGoogleタグマネージャのコード(head用)を貼り付ける→保存する

同様にGoogleタグマネージャのコード(body用)も張り付ける
☆ルクセリタスのLuxeritas→子テーマの編集→アクセス解析(body)の一番下にコピーしたGoogleタグマネージャのコード(body用)を貼り付ける→保存する

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